『もう限界…』その前に！ストレスを溜め込まない方法

①▶︎ ストレスコントロール：感情を整理し、発散する
頭の中では何度もその場面がリピートされ、イライラや落ち込みが続く…。そんなときは、まずストレスを適切にコントロールすることが大切です。

• 「今の自分の気持ち」をノートやスマホのメモに書き出す
  まずは、心の中にたまったモヤモヤを言葉にして身体から放出してみましょう。「納得いかない」「理不尽すぎる」「悔しい！」と、思いつくままに書いてみます。書くことで、自分が何に対して一番ストレスを感じているのかが明確になり、感情が整理されやすくなります。
• 適度に体を動かして、ストレスを発散する
  モヤモヤした気持ちは、頭の中だけで処理しようとすると膨らみがち。軽い運動をすることで、ストレスホルモンが減少し、気持ちがスッキリする。例えば、帰宅途中にひと駅分歩くだったり、お風呂で湯船に長めに浸かる、などが取り入れやすいですね。

②▶︎ マインドリセット：気持ちを切り替えて、自分を取り戻す
ストレスを発散した後は、気持ちを切り替え、自分の心を落ち着けることが大切です。

• 「今の自分にできること」に意識を向ける
  「理不尽な上司の態度を変えることはできない。でも、自分の気持ちを整えることはできる」と考える。モヤモヤに囚われるのではなく、これからの行動にフォーカスしてみましょう。心の中で思うだけではなく、声に出して言ってみると効果的です。
• 寝る前に「大丈夫、私はよく頑張った」と自分に声をかける
  ストレスがたまると、「自分が悪いのかな？」と責めたくなることもありますよね。でも、理不尽なことを言われたのはあなたのせいではありません。今日はよく頑張った、と自分にねぎらいの言葉をかけてあげましょう。鏡で自分の目を見て言うとさらに効果的です。

①▶︎ ストレスコントロール：その場で「イライラ」を落ち着かせる
ストレスコントロールの目的は、感情を爆発させずに冷静になること。怒りのまま相手にぶつかると、余計に関係が悪くなったり自分自身も後でモヤモヤしてしまいます。

• 深呼吸をして自分を落ち着ける
  5秒かけて鼻から吸い、10秒かけて口からゆっくり吐いてみましょう。体の力を抜くことで、感情も和らいでいきます。
• 「怒りの正体」を言語化する
  怒りの裏にある自分の気持ちを明確にしてみましょう。「私は、靴下を片付けてほしいのに何度言っても直らないことにイライラしている」「毎日同じことを言っているのに行動を変える気がない」と声に出して言ってみましょう。

②▶︎ マインドリセット：「イライラ」から「心の余裕」へ切り替える
ストレスの原因に対する考え方を変え、自分がラクになる方法を見つけられるように、気持ちを切り替えていきます。

• 「相手を変えよう」とするのをやめてみる
  何度言っても変わらないなら考え方を切り替えてみましょう。毎日指摘をしていらいらするより私が楽になる方法を考えよう！と、相手よりも自分を変える方に切り替えます。
• 「まぁいっか」と手放してみる
  完璧を求めるほどストレスは増えるものですよね。ある程度の妥協も時には大切です。「この人は靴下を片付けることの優先順位が低いんだな」「靴下を片付ける能力をどこかに置いてきたんだな」と今までの考えを手放して、「このイライラで体力を消耗するより楽しいことにエネルギーを使おう！」と気持ちを切り替えてみましょう。